2022年9月24日土曜日

原子力発電について

 以下、誤りや不正確な部分があるかもしれないけど走り書き。

原子力発電で生じる高レベル放射性廃棄物は、10万年間保管しておかないといけないそうで、地下に埋める計画になっているらしいのだが、どこで地震が起こるかわからない日本でそれができる場所があるのか?(他の国も具体的な廃棄計画はあまりないよう)「どこに埋められるのか?」ということで、日本では、20億円の交付金と引き換えに文献調査に応じた自治体が北海道に2個あるのみ(文献調査の段階は2年間で調査全体は20年間かかり、文献調査に応じているだけで埋め立てに同意しているわけではない)核廃棄物の問題も、奇跡的な技術革新が起こらないと、ちょっとやっぱり難しいんじゃないかなと思う。原子力発電は、電力はたくさん作れるので、懸念される問題については「まあ何とかなるでしょ」っていう感じで(まあ科学技術に関して楽観的になれた時代だっただろうから)先進国諸国が始めてしまったのだろう。さっきのNHKの記事ではあまり触れられていないのだけど、核のゴミを再利用する核燃料サイクルの計画に関しては、うまくいっていないのと、リサイクルしたとしてもやっぱり核のゴミは最終的にはどうしても出るそうで。さっきのNHKの記事によると、北欧のどこかの国では、高レベル放射性廃棄物は地下に埋められたらしい。地理的条件として岩盤が硬い、地質学の専門家メインで計画を進めている(日本では主に電力会社の社員が関わっている)、国民からの信頼がある、などの理由でできたそう。核燃料サイクルはできる見通しはないんだけど、「できない」って決めちゃうと、できるという約束の上で青森県六ヶ所村に集められている核廃棄物を、そのままおいておく正当性がなくなってしまい、モメるので、先延ばしになっているらしい。こっちの先延ばしも、沖縄基地移転問題と同じような、手のつけがたさを感じる。高市早苗は原子力発電に関しては新たに技術開発するって言ってるけど、できるんかね?当選目的ではないので色々主張している野田聖子ですらも原子力発電は当面は維持するべきと言っていて、本当に難しいのだなと思う。今年の夏は電力供給予備率が基準値ギリギリだったようで、冬も厳しいと予想されている。